narumi-26の日記

心が軽くなるブログを目標に書いています。

自分そっくりのアバターがいる仮想空間

自粛生活だからこそ、できる。むしろ、今じゃないとできないことってありますよね。
リモートワークで会社に行く必要がない今しかできないこと。

ある人は、ひげをモジャモジャに伸ばし、じっくり見ても誰か分からない変貌を遂げていました。体重の増減も関係していたかもしれません。
ある人は、髪の毛を思いっきり明るいミルクティ色に染め上げていました。
もうすぐアラフォーな彼女。念願叶って輝いていました。
ある人は、輪郭がシャープになりました。
美容整形して憧れの輪郭になれたと幸せそうです。
ある人は副業で自分のお店を立ち上げていました。
これは凄すぎて度肝を抜かれました。

そういう話しを聞いてるうち、自分もなにかやりたくなりました。
しかし、実際にやるとなるとコストがかかるし試しでリスクを負いたくありません。

もしも仮想空間で自分そっくりのアバターに代わりにやってもらえたら気楽になんにでも挑戦できます。

『デジタルツイン』という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
 現実世界から収集した多様なデータを利活用し、まるで双子であるかのように「自分」を仮想空間で再現するIT技術を言います。
限りなく現実に近い物理的な環境設定で、製造工程やサービスの在り方を改善する手段になるため、製造業界などで技術応用が始まっているそうです。

https://www.sankeibiz.jp/business/news/210416/bsj2104160800001-n1.htm
sankeibiz参照

デジタルツインの中には自分そっくりのAIがいて、代わりに仕事をして、これからの…例えば健康や生活のあらゆることを予測して知らせてくれたりします。

スマホで、その人の検索履歴から予測して好みのデータを引っ張ってきてくれるように、自分そっくりのAIが個人の感情や膨大なデータを蓄積して本物のように働いてくれるのです。

こんな技術が、実はすでに実用化されています。今は一部の企業での稼働ですが、一般人の生活に組み込まれる日は間近です。

報道されないコロナ感染の深刻な状況。でも大丈夫

報道されないコロナ感染の現在の状況をまとめてみました。

2019年12月、中華人民共和国湖北省武漢市において確認され、2020年1月30日に世界保健機関(WHO)により「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事(PHEIC)」を宣言され、3月11日にはパンデミック(世界的な大流行)の状態にあると表明された新型コロナウイルス感染症

日本で流行り始めたコロナウィルスはcovid-19は比較的感染力が弱く、死亡率も低いとされるウイルスでした。

一時期高いピークを見せたものの、その後減少傾向を見せはじめ、このまま第4波が起こらないのではないかとの声が上がりはじめた昨年の暮れ。

そして、正月が明けて都内だけで感染者2000人越えという衝撃的なニュースが流れました。
あれから、拡大していくコロナウィルス。

現在、何が起きているのでしょうか。


コロナウィルスは、上記の図の通り、各国で様々な変異種が見つかっています。

2020年秋、イングランド南東部で初めて検出された変異株(VOC-202012/1)は、感染確認後28日以内の死亡リスクがこれまで流行していた変異株より1.64倍高く、感染により死亡リスクが増加する可能性が高いことを、英国・エクセター大学のRobert Challen氏らがマッチングコホート研究の結果、明らかにしました。


現実、警戒を要する変異株としては、英国で最初に検出されたVOC-202012/01、南アフリカで最初に検出された501Y.V2、ブラジルからの帰国者において日本で最初に検出された501Y.V3が挙げられています。

国⽴感染症研究所
2021 年 1 ⽉ 2 ⽇ 参照

英国で昨年末に報告されたSARS-CoV-2の変異株は、VOC-202012/1と名付けられました。(VOCは「懸念される変異株」と言う意味だそうです)

以下「clinic for」https://www.clinicfor.life/articles/covid-091/から抜粋致しました。
コロナウィルスについて、とても分かりやすく解説しています。

変異とは、生物やウイルスの遺伝子情報(設計図)が変化することです。一般的に、ウイルスは増殖・流行していく過程で、少しずつ変異を起こしていきます。

この変異したウイルスが変異株です。変異が起こるとウイルスの性質が変化し、感染しやすくなること、重症化しやすくなることがあります。

そのため、例えばインフルエンザのワクチンは、毎年その変異にあわせて、流行しそうなウイルス株を予測し、ワクチンが作られています。

一般的には、ウイルスの変異によって感染力や重症化のしやすさが劇的に変わることはあまりありません。

ところが、新型コロナウイルスの場合、ウイルスの表面にあるスパイクタンパク質といわれる部分に変異がおきており、この変異によってヒトの細胞表面にあるACE2受容体に強固に結合するため、感染力が最大で約60~70%増加すると言われています。(『clinicfor』のサイトより抜粋)

同じサイトの情報なのですが、
各国で蔓延しているそれぞれの新型コロナウィルスの特徴もまとめて下さっています。

イギリスで確認された変異株。従来株よりも感染しやすく、重症化しやすい可能性あり。130ヶ国で報告。
501Y.V2

南アフリカで確認された変異株。従来株よりも感染しやすく、免疫やワクチンの効果を低下させる可能性あり。80ヶ国で報告。
501Y.V3

ブラジルで確認された変異株。従来株よりも感染しやすく、免疫やワクチンの効果を低下させる可能性あり。45ヶ国で報告。
P.3系統

フィリピンで報告された変異株。従来株よりも感染しやすく、免疫やワクチンの効果を低下させる可能性あり。

これが現在、国内で懸念されている要因のひとつなのです。

ウイルスは、ヒトの免疫から逃れるために「免疫逃避」という変異を起こします。
この変異によって、すでにウイルスに感染したヒトが持っている抗体や、ワクチン接種によって作られた抗体が効きにくくなる可能性があるとされています。

そのため、過去に新型コロナウイルスに感染した人も、「免疫逃避」の能力を持つ変異株には感染してしまうことや、現在接種が進みつつあるワクチンの効果が低下することが懸念されています。

と、(度々の引用、申し訳ございませんm(__)m)「clinic for」で説明してくださっています。

で、です。
「報道関係者各位」に向けて東京医科歯科大学から2021 年 2 月 18 日に報告がありました。
以下、内容を掲載させて戴きます。

国立大学法人 東京医科歯科大学

「免疫逃避型変異(E484K 変異)を有する
海外(カナダ)系統株の新たな市中感染事例を確認」
~医科歯科大 新型コロナウイルスゲノム解析プロジェクト 第2報~

当院の COVID-19 患者から新たに検出した海外(カナダ)系統株は「免疫逃避型変異(E484K 変異)」を有していることがわかりました。

東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科ウイルス制御学分野の武内寛明(たけうち ひろあき)講師によると、

2020 年 12 月下旬からは、感染性が増大していることが示唆されている英国型変異株(B.1.1.7系統株*)、南アフリカ型変異株(B.1.351 系統株*)およびブラジル型変異株(P.1 系統株*)の日本国内流入により市中流行株の変遷に影響をおよぼす可能性が懸念されています。2021 年 1 月以降、B.1.1.7
系統株の市中感染事例が既に複数検出される事態となりつつあることから、より強固な感染拡大防止対策を講じる必要性に迫られていると考えられます。


国はパニックや不安を極力抑えるために、報道は控えるのではないかと思います。
私自身、ワクチン接種が始まり、このまま鎮火していくと安心したかった…。
正直、不安です。

しかし、ブログは希望に変えていくものにしたいので、不安を煽って終わりたくないです!( ゚Д゚)

なので、ウイルスに打ち勝っていける可能性が高い方法をお伝えしたいです。

抗体が効きにくくなるのなら、抗体の機能自体を高めて上げればいいのではないでしょうか。

人には、末期ガンの患者でも克服できる程の素晴らしい力があります。

それは、幸せを感じる時に高まる免疫力です。
幸せを感じると、オキシトシンというホルモンが分泌されます。
これは、幸せを感じれば感じるほど高まっていくのです。

特に、自分だけに向けた幸せよりも、他人に向けた幸福感は、相手を幸せに出来たという自己肯定感を高め、自信ややる気を促し、なおかつ相手も幸せを感じることができます。

自分も幸せ、相手も幸せ。
相乗効果が生まれます。

人との断絶や、引きこもり生活が長くなると、どうしても気持ちがふさぎがちでイライラ感や不安感がでてきます。
そういうネガティブな気持ちは、どうしても周りにも影響を与えたりします。

本来、人と群れる本能がある生き物なので当然ですよね。
不安感がでるのも、イライラしちゃうのも当たり前なんです。

だからこそ、思いっきり楽しめることをやってみてはいかがでしょうか。

前回、フィンセント・ファン・ゴッホについてブログを書きました。経緯は簡単で、
引きこもってる時だからこそ、

偉大な画家の気持ちになって、思いっきり絵を描きたい!!

と思ったからなんです。

くだらないですね(笑)
くだらないことは、程好く緊張感を和らげてくれます。

好きなアーティストになりきってモノマネするのも、思いっきり踊りまくるのも楽しいです。

今まで溜め込んだものも全部脱ぎ捨てて。

『自分新装開店』のチャンスかもしれません。

( ´∀`)♬♫♬♩♬♫♬♩♪♩♬♫♬♩

報道されないコロナ感染の深刻な状況。でも大丈夫

報道されないコロナ感染の現在の状況をまとめてみました。

2019年12月、中華人民共和国湖北省武漢市において確認され、2020年1月30日に世界保健機関(WHO)により「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事(PHEIC)」を宣言され、3月11日にはパンデミック(世界的な大流行)の状態にあると表明された新型コロナウイルス感染症

日本で流行り始めたコロナウィルスはcovid-19は比較的感染力が弱く、死亡率も低いとされるウイルスでした。

一時期高いピークを見せたものの、その後減少傾向を見せはじめ、このまま第4波が起こらないのではないかとの声が上がりはじめた昨年の暮れ。

そして、正月が明けて都内だけで感染者2000人越えという衝撃的なニュースが流れました。
あれから、拡大していくコロナウィルス。

現在、何が起きているのでしょうか。


コロナウィルスは、上記の図の通り、各国で様々な変異種が見つかっています。

2020年秋、イングランド南東部で初めて検出された変異株(VOC-202012/1)は、感染確認後28日以内の死亡リスクがこれまで流行していた変異株より1.64倍高く、感染により死亡リスクが増加する可能性が高いことを、英国・エクセター大学のRobert Challen氏らがマッチングコホート研究の結果、明らかにしました。


現実、警戒を要する変異株としては、英国で最初に検出されたVOC-202012/01、南アフリカで最初に検出された501Y.V2、ブラジルからの帰国者において日本で最初に検出された501Y.V3が挙げられています。

国⽴感染症研究所
2021 年 1 ⽉ 2 ⽇ 参照

英国で昨年末に報告されたSARS-CoV-2の変異株は、VOC-202012/1と名付けられました。(VOCは「懸念される変異株」と言う意味だそうです)

以下「clinic for」https://www.clinicfor.life/articles/covid-091/から抜粋致しました。
コロナウィルスについて、とても分かりやすく解説しています。

変異とは、生物やウイルスの遺伝子情報(設計図)が変化することです。一般的に、ウイルスは増殖・流行していく過程で、少しずつ変異を起こしていきます。

この変異したウイルスが変異株です。変異が起こるとウイルスの性質が変化し、感染しやすくなること、重症化しやすくなることがあります。

そのため、例えばインフルエンザのワクチンは、毎年その変異にあわせて、流行しそうなウイルス株を予測し、ワクチンが作られています。

一般的には、ウイルスの変異によって感染力や重症化のしやすさが劇的に変わることはあまりありません。

ところが、新型コロナウイルスの場合、ウイルスの表面にあるスパイクタンパク質といわれる部分に変異がおきており、この変異によってヒトの細胞表面にあるACE2受容体に強固に結合するため、感染力が最大で約60~70%増加すると言われています。(『clinicfor』のサイトより抜粋)

同じサイトの情報なのですが、
各国で蔓延しているそれぞれの新型コロナウィルスの特徴もまとめて下さっています。

イギリスで確認された変異株。従来株よりも感染しやすく、重症化しやすい可能性あり。130ヶ国で報告。
501Y.V2

南アフリカで確認された変異株。従来株よりも感染しやすく、免疫やワクチンの効果を低下させる可能性あり。80ヶ国で報告。
501Y.V3

ブラジルで確認された変異株。従来株よりも感染しやすく、免疫やワクチンの効果を低下させる可能性あり。45ヶ国で報告。
P.3系統

フィリピンで報告された変異株。従来株よりも感染しやすく、免疫やワクチンの効果を低下させる可能性あり。

これが現在、国内で懸念されている要因のひとつなのです。

ウイルスは、ヒトの免疫から逃れるために「免疫逃避」という変異を起こします。
この変異によって、すでにウイルスに感染したヒトが持っている抗体や、ワクチン接種によって作られた抗体が効きにくくなる可能性があるとされています。

そのため、過去に新型コロナウイルスに感染した人も、「免疫逃避」の能力を持つ変異株には感染してしまうことや、現在接種が進みつつあるワクチンの効果が低下することが懸念されています。

と、(度々の引用、申し訳ございませんm(__)m)「clinic for」で説明してくださっています。

で、です。
「報道関係者各位」に向けて東京医科歯科大学から2021 年 2 月 18 日に報告がありました。
以下、内容を掲載させて戴きます。

国立大学法人 東京医科歯科大学

「免疫逃避型変異(E484K 変異)を有する
海外(カナダ)系統株の新たな市中感染事例を確認」
~医科歯科大 新型コロナウイルスゲノム解析プロジェクト 第2報~

当院の COVID-19 患者から新たに検出した海外(カナダ)系統株は「免疫逃避型変異(E484K 変異)」を有していることがわかりました。

東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科ウイルス制御学分野の武内寛明(たけうち ひろあき)講師によると、

2020 年 12 月下旬からは、感染性が増大していることが示唆されている英国型変異株(B.1.1.7系統株*)、南アフリカ型変異株(B.1.351 系統株*)およびブラジル型変異株(P.1 系統株*)の日本国内流入により市中流行株の変遷に影響をおよぼす可能性が懸念されています。2021 年 1 月以降、B.1.1.7
系統株の市中感染事例が既に複数検出される事態となりつつあることから、より強固な感染拡大防止対策を講じる必要性に迫られていると考えられます。


国はパニックや不安を極力抑えるために、報道は控えるのではないかと思います。
私自身、ワクチン接種が始まり、このまま鎮火していくと安心したかった…。
正直、不安です。

しかし、ブログは希望に変えていくものにしたいので、不安を煽って終わりたくないです!( ゚Д゚)

なので、ウイルスに打ち勝っていける可能性が高い方法をお伝えしたいです。

抗体が効きにくくなるのなら、抗体の機能自体を高めて上げればいいのではないでしょうか。

人には、末期ガンの患者でも克服できる程の素晴らしい力があります。

それは、幸せを感じる時に高まる免疫力です。
幸せを感じると、オキシトシンというホルモンが分泌されます。
これは、幸せを感じれば感じるほど高まっていくのです。

特に、自分だけに向けた幸せよりも、他人に向けた幸福感は、相手を幸せに出来たという自己肯定感を高め、自信ややる気を促し、なおかつ相手も幸せを感じることができます。

自分も幸せ、相手も幸せ。
相乗効果が生まれます。

人との断絶や、引きこもり生活が長くなると、どうしても気持ちがふさぎがちでイライラ感や不安感がでてきます。
そういうネガティブな気持ちは、どうしても周りにも影響を与えたりします。

本来、人と群れる本能がある生き物なので当然ですよね。
不安感がでるのも、イライラしちゃうのも当たり前なんです。

だからこそ、思いっきり楽しめることをやってみてはいかがでしょうか。

前回、フィンセント・ファン・ゴッホについてブログを書きました。経緯は簡単で、
引きこもってる時だからこそ、

偉大な画家の気持ちになって、思いっきり絵を描きたい!!

と思ったからなんです。

くだらないですね(笑)
くだらないことは、程好く緊張感を和らげてくれます。

好きなアーティストになりきってモノマネするのも、思いっきり踊りまくるのも楽しいです。

今まで溜め込んだものも全部脱ぎ捨てて。

『自分新装開店』のチャンスかもしれません。

( ´∀`)♬♫♬♩♬♫♬♩♪♩♬♫♬♩

デカルト思考ー哲学が武器になるー


仕事に使えるデカルト思考 「武器としての哲学」が身につく/齋藤孝【1000円以上送料無料】

哲学の基本はまず「問いかけ」です。
哲学から、「どう生きていけば幸せになれるのか」を自分に問いかけ、自分のなかに答えを見いだしていく。
それが哲学。
齊藤孝さんは著書の中で「哲学を生きるための技として身につけよ」と仰っています。
デカルト思想は「理性をコントロール」することが根本。

「思考は現実化する理由」についてのブログにも書きましたが、殆どの事象は自分の頭で考えたことから生まれます。

イデアについて唐突に触れていきたいです。
イデアとは、様々な思想の本にも触れられるところですが、イデアとは魂の目で見える「物事の本質・真の姿」のことです。

例えば、会社が倒産してしまったり婚約を破棄されてしまったり、どんなヘビーな状況にあっても、判断し受け止め、行動を起こそうとしている自分を外側から冷静に見ている自分。
この「外側から冷静に見ている自分」が、その人の本質だということです。

デカルトの有名な言葉
「我思う、故に我あり」
意味としては、考えることで自分は存在する。ということです。

思考がもっとも活動しやすいのは、他の情報が入ってこない環境でリラックスしている状態だそうです。
スマホを置いて、照明を落とし、ゆっくり深呼吸しながら瞑想することで脳の働きが格段に上がる、というのは有名な話です。

考え、メモにとる。
そうすることで、考えが整理され記憶に定着し、そこから新たなアイデアが生まれたていきます。
「気付き」が習慣になると、街をただ歩いているだけでも多くのことに気がつくようになります。
看板の色や形、信号のタイミング、人の歩くスピード、形、仕草…
そこから、多くの疑問が生まれていき、更に深く思いもよらない「発想」が生まれるようになります。
「学ぶ」ことに興味がでてくる。
「知らない」ことを「知る楽しみ」を知るのです。
何が1番変わるか。

それは、「自分」です。
小さいことでも積み重なれば、大きな「気付き」になり、そこから思考がひらけ、自分をよい方向へ変えていけるのです。

考える力の土台ができたあなたは、仕事でもやり方が変わっていくはずです。
電話応対、メール文の書き方、仕事の段取り、様々な面でやり方がいい方向へ変わっていきます。
以前より、細かく出来る上司や同僚の効率がいいやり方を見つける機会が増える、自分がやっていた方法を更に効率的に応用していくやり方を思い付く、などです。

いろいろ書いていますが、本を読んだ上での気付きと本文の内容に沿って書いているので、本を実際に読んで戴くと、あなたはあなたの見方で私が得たものよりずっと、素晴らしいものに気付けると思います。

話しを戻しましょう。

天才と言われる人々は、メモ魔が多いですし、そしてやはり本の虫です。
ニュートンアインシュタインがいい例です。
彼等は天才ですが、同じ人間です。
彼等ほどの実績を世に遺そうというのは難しいかもしれませんが、一端でも同じ思考に触れることはできますし、おそらく一端を真似することもできます。

それには年齢の制限はありません。
学びを続ける限り考え続ける限り、脳は速度が遅くなっても、ちゃんと問いかけに答えてくれるはずです。
問いかけを続けてきた人は、一種の常人にならざる悟りの境地に到達するかもしれません。
そこまでいかなくても、慌てたり焦ったりということがなくなってきます。

普段から問いかけを続けていくと、思考がまとまりやすくなります。
自分で考えて、どうするのがベストな解決法に結びつくのか冷静に考える癖がついているからです。

本書の3章でデカルトの4つの思考法について書いてあります。

1,明証性の規則…根拠や証拠をみせる。証明できること以外は受け入れない。

例えばメディアの報道が一方に偏った見方になっていないか。
ニュースを見て、常々思うのですが、
ニュースで取り上げられてる情報はほんの僅かな事実の一部を話していて、必ず巧妙に隠されている部分があり、決して「真実」ではないと思ってみています。


2,分析の規則…難問を理解するために、その難問を小さく分割する

例えばチーム全体で起こった問題でも、大元の問題を見つけるために、担当や役割を小さく分割して1つずつ分析していく、などのやり方。


3,総合の規則…順序立てて考える。単純なものから複雑なものへ

レベルが優しいものから取り組むと雑事が片付いてスッキリしてから集中して複雑なものに取り組めます。
また、順序をふんで片付けていくので上司へ進捗状況を伝えやすく、上司も指示がだしやすいメリットがあります。


4,枚挙の規則…すべてを並べて、見落としがないか再検討する。

テストで最後に確認作業するのと同じです。

この本の特にすごいところは、
後にいくほど、重要性が増してくるところだと思います。

例えば、「一度決めたら、一貫してやり抜け」が、ガツン!ときたところなのですが、
気持ちが自信や、やる気を失って途中でやめてしまったり諦めたりすることがあります。
よくよく熟慮したことは、最後までやってみろ!と。そして、途中で道を変えず、目的のみを目指して突き進む。それがベストじゃなくてもです。

人から言われて進んだ道が失敗だった。
自分で決めて進んだ道が失敗だった。
自分の道は自分の考えでいくらにでも広げていけます。自分の意思で決めたことは、他人に決められたことより満足の度合いが違います。
失敗しても、自分で決めた自分の責任だと思えば、誰も恨むことなく失敗を経験に更に高い位置を目指していけるのではないかと思います。

さて、先ほど「この本の特にすごいところは、後にいくほど、重要性が増してくるところだと思います」
と言いました。

ほんとに、この後、重要性が高い話しが書いてあります。
だから、やっぱり実際に手にとって読んでほしいのです。
きっと、「生き方」を模索する上でとても素敵なヒントを得られますよ。


( ゚д゚)ノシ サラバジャー


ところで、
古代ギリシアにおいて、もともとイデアという言葉は、目に見える物事の姿や形のことを意味する言葉でした。
その後、プラトンにより、頭の中で純粋で完璧な姿を思い描かかれた姿こそがイデアであり、真の存在だとされました。
それが、英語で「アイデア」になり「思いつき」「工夫」に変わりました。

「考える故に我あり」

思い描いた自分の理想像が、今の自分を作るのです。

フィンセント・ファン・ゴッホ 完 ーーただの感想

ずっと、ゴッホの生涯を知りたいと思っていました。
ブログを書こうと決め、やっと達成できた喜びは、書いてみれば小さなものでした。
ゴッホのあまりに非情な宿命にショックを受けてしまったせいです。
そして、なぜこれほどゴッホという人に惹かれたのか理由が解けたような気がしました。

ゴッホといえば、私の中で超人的で気難しい、けど人間離れした純粋さを持っている神様のような人だと思っていました。

しかし、フィンセント・ファン・ゴッホという人は、とても「人間」で、おそらく幼少期から何かの障害を抱えていたのだろうと思いますが、普通に生まれていれば、これ程苦しい人生を歩まずに済んだのではないかと思えてなりません。

持って生まれた宿命だからこそ、他の人には真似ができない突き抜けた才能を開花することができたのだと思います。
頑固で感情的になりやすく、人と上手く交わることができず、理解もされない。
異常とも思えるまでの極端な集中力と固執
それが彼にとっては、なんでもない普通の感覚なのに、でも確かに何かが違っている。
モヤモヤした捉え所がないものは、持っている人にしか分からない得体の知れない気持ち悪さがあります。
まるで孤独の中で生きるように宿命づけられ生まれ、特異な才能を開花させるために生を受けたような。
彼は幸せだったのでしょうか?

ゴッホは心に大きなダメージを負いながらも信念をもって生き、最終的に全てを受け入れています。
そして、最後は支え続けてくれた弟テオのためを思い、命を絶ちました。
そのテオも兄が亡くなってから半年後に、後を追うように急死してしまいます。

兄は、テオにとってどんな存在だったのでしょう。
異端児のような兄を唯一、心から理解し、家族の犠牲を払ってまでも支え続け、最後は兄の後を追うようにこの世を去っていきました。
テオは、自分の子供に兄と同じ名前をつけています。


書きはじめて、まだ数時間。
まるで壮大な映画をみているような感覚でした。
何かの本で、みんな役者なんだと書かれていて驚いた記憶があります。
天国?でそれぞれ役割を決め、演じる役者なのだとか。

フィンセント・ファン・ゴッホ 4


本格的な冬が訪れる前に、待ちに待ったゴーガンがアルルにやってきました。
ゴーガンの存在は孤独に押し潰されそうだったフィンセントの心に安らぎを与えてくれました。
ゴーガンを迎えるために、部屋に飾って喜んでもらおうと描いたのが4枚目の、ロンドン・ナショナル・ギャラリーで飾られた、ゴッホ最高傑作とも言われる『ヒマワリ』です。
この時、ゴッホは35歳。

あんなに待ち侘びたゴーガンの訪れでしたが、対照的な2人はすぐに仲違いで関係の修復は難しいまでになっていきました。

激しい錯乱状態に陥ったフィンセントは自分の耳を切り落としゴーガンは去っていってしまいます。

パリから、知らせを受けてテオがやってきました。
錯乱状態の兄を見て、テオはフィンセントが死ぬ運命にあることを覚悟します。

フィンセントは程なく正気を取り戻しますが、すぐに錯乱状態に戻ってしまいます。
彼を狂気に誘ったのは、『黄色』への異常なまでの執着心でした。

テオにこれ以上負担をかけないために、フィンセントは自ら鉄格子が嵌まった精神病院への入院を希望します。
そして、そこで鉄格子からのぞく風景を描き続きました。

治まったと思った途端、波のように押し寄せる激しい発作。絶望の淵にもがき苦しみ、沸き起こる狂気と闘いながら、朝から晩までひたすら絵を描き続けました。
モデルがいないので、自画像も描きました。
激しい発作が起こるのは、ゴーガンとの悲しい決別をした冬でした。
この頃、初めてフィンセントの絵が美術評論家の目に留り、高値で売れます。

1890年テオはフィンセントを自宅に招いて、描いては送られてきたフィンセントの絵を並べて見せました。
そして、フィンセントを支えるためにテオも妻のヨハンも金銭面の苦労で疲れきっていることを初めて知ります。

激しい自責の念にかられ、今までに味わったものと比べようがないほどフィンセントはショックを受けてしまいます。

1890年フィンセントは畑の中でピストルを胸にめがけて引き金を引きました。
それから半年もたたない1891年、テオも兄の後を追うように帰らぬ人になりました。

現在では高値で売り買いされているゴッホの絵は、生前で売れた絵はたったの一枚。
命を絶ったその年に売れたものが最初で最後の作品でした。

創元社ゴッホ 燃え上がる色彩」パスカル・ボナフー 参考 抜粋

フィンセント・ファン・ゴッホ 3

彼は美術学校には通わず、テオの知り合いのアントン・ファン・ラッパルトという画家と知り合います。
ラッパルトはフィンセントより5歳下の温厚。対照的な2人は凹凸を埋め合うように仲良くなります。

デッサンを繰り返し、様々な手法を試しながら、フィンセントは行き詰まりを感じる一方で確かな進歩も感じていました。

そして2度目の激しい恋と失恋を経験します。
周りとどうしても上手く交友が結べない孤独感。売春婦との出会いと別れ。
彼はその苦悩も不安も、すべてを絵画へぶつけていきます。

1884年フィンセントは両親がいるヌエネンに再び帰ってきます。突然帰ってきた息子に戸惑いながら両親はフィンセントのために広いアトリエを与えました。

ヌエネンにやってきたラッパルトと共に2年間で数百点の絵を絵描きます。
しかし、またもや突然、1885年にその全てを投げ捨て、フィンセントはルーベンスの絵を見たいと言って、アントワープに向かってしまいます。

アントワープルーベンスの力強い明るさをもつ絵を見て、いかに自分のパレットが暗かったかをフィンセントは痛感しました。
彼は絵画の基礎を学ぶためパリへ向かいます。
そこで、印象派の画家達と出会いデッサンを開始します。その絵は今までのような暗い色調は消え、色があふれていました。

ある日、テオからポール・ゴーガンという画家を紹介されます。
フィンセントより5歳年上のゴーガンはフィンセントと同じく日本の版画に興味があり、2人は意気投合しました。
印象派の技法や日本の浮世絵の影響でフィンセントのパレットはますます明るさを増していきました。

パリにきて2年。突然、フィンセントは南仏の街アルルに向かいます。
理由はよく分かっていませんが、日本に似た場所だから、というのが1番大きな理由だったようです。
光輝くアルルの地。ここで、フィンセント・ファン・ゴッホは滞在していた、たった15ヶ月間で200点に登る作品を生み出し、画家としてピークを迎えます。

アルルの地は、突然現れたフィンセントに優しくはありませんでした。
テオや友人に送った手紙も返事は殆ど返ってきません。
誰とも口をきかない日々。孤独感に押し潰されそうになりながら、色彩を変え、試行錯誤していきます。

1888年の夏。
輝くばかりの夏の陽射しの中で、彼は彼の分身ともいえる『ひまわり』を描き始めました。
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