目線を変えることで世界は変わる
「成功するためには、他者の立場に立ち、相手の目線で物事を観察しなければならない」ヘンリー・フォード
例えば、夫婦が円満かどうかの指標は、2人の会話がバランスがとれているかどうかです。釣り合いがとれていればいるほど、2人は幸せを感じているということです。
相性とは、会話の内容ではなく、お互いが使う言語レベルなのだそうです。
話すスピード、声の大きさ、口調、間の、ため息や笑い声、
こういったコミュニケーションは無意識で行われます。
ドイツのメンタリストであり、マジシャンであり、マインド・リーダーでもあるトルステン・ハーフェナー氏は、特に呼吸を合わせることに気を使って。と述べています。
赤ちゃんは話せないので目や仕草で訴えるしかありません。
何を求めているか分からない時、目をみて静かに呼吸を合わせます。すると、赤ちゃんが何を求めているか見えてくる。。
私には産まれて4ヶ月の姪っ子がいるので、試してみるのですが、確かに当たる回数が格段に増えるようになりました。
相手に同調までいかなくても、相手に呼吸を合わせながら、まず受け止める。
それから、呼吸を楽に静かにゆっくりと相手に同調しようと集中する。
すると、親近感を覚えるようになり相手も口調が柔らかくなるかもしれません。
そうなった時、相手はあなたのことを強く印象に残すのです。
相手を受け止めようと集中することで、あなた自身の観察力も磨かれます。
「深淵を覗く時、深淵もまたあなたを見ている」
というニーチェの言葉があります。
あなたが相手に集中して見ようとするとき、相手もまたこちらを意識して見ています。
相手とそうやって知り合っていきながら、理解するようになり、お互いの最善のものを引き出しあう関係になれれば、お互いがお互いにとって最大の味方になるのではないでしょうか。