narumi-26の日記

心が軽くなるブログを目標に書いています。

真実の愛

f:id:narumi-26:20210320131727j:plain真実の愛とはなにか。
答えは、まだでていません。

恋人もいないので、分からないのは当然のことかもしれません。
しかし、長い間考え続けてきた私にとって重要なテーマです。

過去、大恋愛と自分で思うほどの恋をしたことがありました。
運良く両思いになり、お付き合いまで漕ぎ着けました。しかし、その時の私は精神的にとても幼く、舞い上がっていて彼のことをまるで見ていませんでした。

手を繋いでデートをして身体を繋げて。
それが恋愛の醍醐味だと勘違いしていたのです。
彼の幸せを考えていなかった。

自分が盲目的な恋に翻弄され心をコントロールすることができませんでした。
辛い経験でしたが、あれで良かったのだと今は思います。

好きな人とはそばにいたい。
置いてきぼりにされるのは嫌。
自分だけを見ていてほしい。

それが、相手にどんな気持ちを抱かせ、窮屈な思いをさせているのか知っていましたが分かっていませんでした。

恋愛の価値観を学ぶため、様々な本に目を通しました。行動や手段について書かれている本は多くありましたが、求めている答えにはたどり着けませんでした。

ある時、たまたまLGBTがテーマの小説を読みました。
一回り離れた年上の男性と若く自信に満ちた男性の物語でした。
同性同士の恋愛というだけで彼らは世間に白い目で見られるのを恐れ、隠れるように恋を育んでいきます。
また、女性同士の恋の話しも読んでみました。
印象的だったのは、今まで読んでみた男性と女性の恋愛小説より、相手が相手を思う心の深さが大きいことでした。
(たまたま、そういう本を手に取っただけです)
小説だから。そう言われてしまえば身も蓋もないのですが、
彼らの恋愛は同性同士というだけで始めからハードルが高く、沢山の困難を覚悟をしなければなりません。
だからこそ、真剣に向き合い支えあう覚悟が必要で、かけがえのないパートナーだという自覚が生まれ、深い思いやりでお互いを包みこめるのではないかと気づいたのです。

真実の愛とは、相手をまるごと受け止め、受け入れ、支え合い生きていく覚悟のことなのではないでしょうか。
当たり前に思えることですが、実際自分の立場で想像した時、かなり困難なことのように感じました。

不倫や浮気、仲良く見えても2人の間には様々な問題を抱えていることは珍しくありません。
その「問題」をどこにもってくるのかだと思うのです。
相手のためなのか、自分の利益のためなのか。
とても厄介な問題が生じた時、瞬時に相手の利益を選べる。
そんなパートナーになれたらとても幸せだと思います。

例え喧嘩しても、すれ違いのストレスで別れが頭をよぎったとしても、
本当に通じあえているカップルはそこから話し合いが生まれます。
そして前より理解が深まり絆を強くするのだと思います。

幸せなカップルは周りの人もhappyにしてくれます。
幸せは伝染するのです🍀